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WEB版
エスペラント朗詠短歌研究誌
‘Etkukolo’
Pepas etkukol'
ĉe Monto Curujama:
Venas jam aŭror',
plenigu la terglobon
per la lingvo Esperant'.
Utao de la Kvina Spirita Gvidantino
この地球(ほし)を
エスペラントに
満たせよと
鶴山になく
山時鳥(やまほととぎす)
(出口紅エスペラント普及会名誉会長詠)
創刊の言葉
エスペラント普及会創立100周年「エスペラント歌祭」(2023年9月17日開催)に、出口紅エスペラント普及会名誉会長は上記の御歌をお寄せになられました。
エスペラントによる世界の恒久平和と人類の幸福を強くお望みになられた御歌です。
ホトトギスはまことに不思議で貴重な鳥です。夜でも鳴いて暁を告げ、春には田植えの時期を告げてくれます。またこの鳥が読み込まれた歌は、万葉集には153例、古今和歌集には42例、新古今和歌集には46例見出すことができます。
さらに、歌垣あるいは嬥歌(歌祭りの原型)は、わが国では太古から全国各地の村々で田植えや収穫時期に行われていました。田植えの時期を告げるホトトギス、そしてその予祝行事である歌垣、私は、双方に浅からぬ繋がりを感じるのです。
必死な歌声で大切な時を告げてくれる山時鳥のように、我々朗詠和歌に集う同士は、須佐之男の神さまの敷島の道とエスペラント歌祭りの発展のために誠をつくす―これが、エスペラント朗詠短歌研究誌「Etkukolo」(ほととぎす)創刊の目的です。
エスペラント朗詠短歌講師
前田茂樹
令和6年(2024年)1月1日
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エスペラント朗詠短歌講師会 幹事:木村且哉
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